2007年01月04日

年末年始に見たテレビ番組

この年末年始は久しぶりにテレビ漬けで過ぎたなあ。
で、すでに忘れかけていたりするので感想を少し書いてみる。

●年末はずいぶん前に撮りためてた「The Soul Taker〜魂狩〜」を最後まで見た。
 うーん、最後までよくわからんかったけど全体の雰囲気は楽しめた。
 OPの出来はなかなかよいし。部分的なポテンシャルは高い印象。

 物語や構想はグダグダ。元からそのあたりは壊し気味なので狙い通りなのかも。
 さすがにあの結論はないと思うけどねぇ。

 デビルマンを連想させるのは、悪魔の力を宿した設定やら変身後のシルエットあたりから?
 時々変身後のキャラがエヴァンゲリオンっぽい気もするけど気にしないことにしとこう。

●映画「ブエノスアイレス」
 goo映画Wikipedia
 後半は見覚えがあったのだけど、前半は記憶になかったなあ。前は後半だけみたのか?

 王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の作品の中でも特に印象が薄い。
 私にとって「欲望の翼」のインパクトが凄すぎたので、あとはどうでもいいって感じなんだけど(笑)

 同性愛の話なので若干男女間の恋愛とは違う部分もあるような気もしたけど、よくわからん。
 描かれている2人の関係、恋愛というより依存関係に見えて仕方がなかった。

 物語としてはまとまりに欠けるけど(毎度のことか?)、部分部分はウォン・カーウァイらしい作風。
 いくつかいい感じのカットがあるのだけど、一番よかったのは下宿先の台所でダンスを踊っているところかなあ。

 体調がよくなかったのか見ていて疲れた。

●映画「トラフィック」
 goo映画Wikipedia

 かなりの力作。尺も長いし!
 アメリカとメキシコを舞台にした麻薬戦争をかなりリアルに描いている。

 脚本が頑張ってるよねえ。アクションに頼ってない点も好感。
 俳優人も芸達者ぞろい。特にルイス・ガスマンベニシオ・デル・トロがおいしい役を貰っていて、それぞれのカラーを出してた。

 スティーヴン・ソダーバーグ監督ってこんな作風だったかな?
 キャッチーなイメージだったんだけど、「セックスと嘘とビデオテープ」の印象が尾をひいてるのかな。

●映画「日本の黒い夏 冤罪」
 goo映画
 Wikipedia「松本サリン事件」Wikipedia「河野義行」Wikipedia「冤罪」
 河野義行さんのオフィシャルページ

 この年末年始見た中では一番強烈な印象だった。
 松本サリン事件での河野さんの冤罪に材をとったドラマ。

 ◆警察がいかに犯人をでっちあげるのか
 ◆マスコミがいかに真実を捻じ曲げて伝えるか
  そしてその影響力の強さ
 ◆サリンのものすごい毒性
 の部分についてが見るべきところで、詳細かつリアルでよく出来ている。

 映像がしょぼいとか演出が下手だったりするけど、実際の取材から起こしている部分がすべての映画だから、そのあたりは枝葉末節。


 警察の事情聴取が人権侵害をしていることは知っていたけど、あそこまで酷いとは思わなかった。
 憲法にもうたわれている人権も警察の前では無力なんだなあ。
 私が容疑者だったら耐え切れずにうその自白をして、死刑になっているだろうな〜。

 マスコミの事情(人的リソースの少なさとか、時間的な限界とか、広告主の圧力とか)もコンパクトによくまとまっていた。

 ちょっと驚いたのが、テレビ局が冤罪説を唱えたときに非難の電話が殺到したという点。
 そこまでアホな視聴者がたくさんいるなんて信じがいんだけどなあ。

 容疑をかけられた主人公の家に嫌がらせが多発するところは、いかにもいじめの国だなあ。
 弱いものとか悪いとされたものへストレスをぶつけることに、私を含めてもう少し違和感を持ったほうがいいんじゃないかと思う。
 普段はこういうのが大嫌いだけど、ときどき変な正義感に駆られることがあるから(自分が)怖いんだよねえ。

 サリンの毒性もすごい。
 まいたところからかなり離れているところでも死者がでているらしいので。
 あそこまで離れてても拡散しないんだ。そりゃ化学兵器で使われるわけだ。

 そういえばイランイラク戦争でフセインがイラン向けに使ったらしいのだけど、そのあたりを追求するまえにフセインを処刑しちゃったなあ。
 イランに対する虐殺事件については国際法廷でも開かない限り裁くことは不可能だろうけどねえ。
posted by 端っこなひと at 04:51| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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