2006年04月28日

オープンセミナー2006@四国にいってきた

4月22日(金)にあったオープンセミナー2006@四国へ行ってきたときの話。

FOOTBUSで往復。移動時間と滞在時間があんまり変わらなかったような。
帰りのバスの時間の関係で、宴会に参加できなかったのは残念だったなあ。

会場のサンポート高松 eトピア香川の設備は豪華で、スクリーンや音響もちゃんとしたものだった。
ネットに接続されたPCが自由に使えるスペースもあるし、正直うらやましい。
神戸みたいな街では同じことはできんよなあ。

建物の無駄な吹き抜けなんかはバブリーな感じもするし、香川ってお金持ちかも。

早く着きすぎたので、主催者の人たちと鉄人のレストランでランチ。
1500円もするランチを食べたのは、いつ以来だったかなあ。
景色は港が見えていいし、味も悪くないけど、ガラガラ。値段が値段だしねえ。


肝心のセミナーは、オープンソースとセキュリティという違った分野のお題が並んでいて不思議な感じ。

雑談で田代さんがおっしゃっていたのだけど、IPAフォントのランセンスをフリーなものにすることが検討されているらしい。
実現すれば、OSS陣営にとって大きな後押しになりそう。

IPAフォントはMSフォントとドットピッチなどをそろえているので、置き換えが容易だとか。

と、いうことで、期待して待ってます。

IPAフォント関連リンク
 Linuxにおける日本語フォント問題にIPAから一筋の光が(MYCOM)
 IPAフォント5書体が公開、限定された改変再配付も許可(/.J)
 [Efont-devel] IPAフォントに関して
 独立行政法人 情報処理推進機構のフォント(IPAフォント)付き GRASS国際化版(i18n)

以下メモ
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「富山地域IXの過去、現在、そして」
沖野 浩二

○富山地域IXの目的
 ネットワークが東京経由だった
 →地震で地域インフラがとまるのがいや
 ネットワーク環境の改善
 技術の蓄積
  東京の買わないといけない
  地域内のトラフィックは地域内で
 コンテンツ産業

○ライブ中継
 神通川花火大会など

○地域コンテンツとの連携
 富山インターネット市民塾
 http://toyama.shiminjuku.com/general/home/index.html
 
 i-Toyama
 http://i-toyama.com/

富山地域IX研究会
http://www.toyama-ix.net/

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「IPA オープンソースソフトウェアセンターの取り組み」
田代 秀一

今年オープンソースソフトウェアセンターが出来た

村井純さんなどの戦略会議でオープンソースがんばれという方針
IPAへ予算の多くがきて、3年くらい
その延長としてオープンソフトウェアセンターができた

○OSSを推進する理由
 ●コスト低減とベンダロックイン軽減
  初期コストだけで比べてもしかたがない。ライフサイクルも含めるとよくわからない
  金の流れる先はかわる
  特定の会社に依存すると、コストも下がらない。ナショナルセキュリティも
 ●調達の透明性とセキュリティ
  セキュリティの確保が期待
   バックドアとかしかけられていないか
 ●国内産業育成
  OSSを活用して国内IT産業育成
  ブラックボックスでなく中身をわかって

○付加価値構造の変化
 技術の変化のすべてが開発者へいくのではなく
 少しずつ進歩するもの
  進歩したところだけを独占
  基礎は人類共通財産

 特許は独占させるかわりに、公開しないとだめ
 著作権が長期間保護させるが、なんら引き換えるものがない。
  ソフトは見えない。逆アセンブルもするなと。

○ソフトウェアのインフラ化が進行中
 イノベーションの阻害化がおこりつつある
 少ない会社で独占されていいのか?

○社会基盤としてのソフトウェアへの要求
 ●ソフトウェアの多様性
 ●公正な競争
 ●人材育成
 社会基盤となっているソフトウェアはこの3つが必要。
 ↓
 OSSに基盤を

○オープン化は基盤的部分から
 OSカーネル
 ミドルウェア
 基盤的アプリケーション

○各国のOSS支援の現状
 開発途上国はコストが先に
 中国は産業育成
 ヨーロッパは公平性、長期的な安定

○OSSエコシステム
 ルール、マナーを身につける必要がある
 サイクルをOSSエコシステムと
  OSS開発者、OSS先進ユーザ、OSS提供企業、エンドユーザ
  フィードバックが必要。開発者へのお金も。ただ乗りだけではダメ
 
 参入が自由。地方などにも発達
 エンドユーザも自分で発注仕様書をきちっと書く知識を身につけないといけないなといけない

○ライセンス形態
 わかってないで地雷を踏むことが昔はけっこうあったり
 IPAはライセンスに関して出版してきた
 (※このへんかなあ?
  「オープンソースソフトウェアのライセンス契約問題に関する調査」に係る公募について
   成果報告書(PDF)

○性能比較
 ITPro「JBossとWebLogicはどちらが速い?」IPA,オープンソースの検証手順・ツールと評価結果を公開
 日本OSS推進フォーラム・開発基盤WG
 

 チューニングのノウハウを共有
  差別化の源泉という面もあるが、基本的な知識は共有して開発を加速する

○セキュリティ
 脆弱性の情報について、開発者へ秘密で伝えて、パッチの公開とともに情報を公開するが
 OSSの場合、報告すると一般にも知られることがある
 また、パッチよりもバージョンアップで対応したがる人も
 IPAのラボを作るか?
 →コミュニティにヘソを曲げられるといや

 バックドアを仕掛けにくいというのは嘘
 バイナリの分析をする部隊も必要

○社内の教育・ルール・プロセス
 社員教育もしっかり
 ライセンスの知識。組込みソフト
 無保証なのでリスクマネジメントを

 社員がOSSの勉強会へ出て行くことができるか?
 →トータルではコストは下がる

○実証実験
 学校は簡単
  子供ははじめて使う。
  データ蓄積しない
 役所は蓄積データを移行、教育が大変だった
 →ノウハウがたまりつつある状況
 →OSS iPedia(?) 5/17公開予定

----2006/5/18追記----
公開されました
 http://ossipedia.ipa.go.jp/
----追記終わり----

IPAオープンソフトウェアセンター
http://www.ipa.go.jp/software/open/ossc/index.html

----
「PL/pgSQLによるXMLリレーションとDOMの実装」
小松誠

平成13年にIPAから支援うけて
http://www.ipa.go.jp/NBP/13nendo/13mito/mdata/12-7.htm
高速版として、C関数、C++版

RDBを利用したXML Storage環境におけるXPathの実装
http://www.ipa.go.jp/NBP/14nendo/14youth/mdata/2-17.htm


○XMLリレーション
 XMLPGSQLが採用する独自のデータモデル
 XML文書を文書ノード単位に分解して正規化されたリレーショナルデータモデルに変換

○表現
 XML文書ノードの種類は7つ
  ルート、要素、テキスト、コメント、属性(要素にくっつく)、名前空間、処理命令

○実装
 6つのテーブルであらゆるXML文書を表現
  文書名、タグ名、属性名、名前空間、処理命令、文書ノード
 文字データ以外の不定長文字は固定長のID値に置換→正規化
 8つの属性であらゆるXML文書ノードを表現
  ノードID、ノード種類、文書ID、タグID、親ノードID、子ノードID、(※メモとり損ね)

○XMLPGSQLのコンセプト
 既存システムに影響を与えない
 SQLエンジニアが
 導入が簡単

○特徴
 RDBスキームにXML文書を格納
 簡易なAPIを提供
 XML-DBとRDBをシームレスに統合

 低コストのXMLソリューションを提供

質疑応答
会場:パフォーマンスは?
小松:オンメモリには勝てません
 なんでDB化するか
 →トランザクションが複数で、文書をDBで管理したほうがいい
 ファイル単位でなく、ノードレベルでロックがかかりますから

 RSSをファイルとして管理するのは面倒。DBに突っ込んでしまえば

 実績で一番大きいものは5万ノード。数百メガ。画像なども



参考書籍
 レベルアップ!PostgreSQL必須テクニックス

 Software Design 2002年4月号・ 第1特集「XMLPGSQLで広がるXML-DBシステム」
 

関連リンク(ググッたもの)
 XMLPGSQL と PostgreSQL によるXMLデータベースの構築

 PHPとPostgreSQLによるXMLアプリケーション(PPTファイル)
 
posted by 端っこなひと at 06:13| Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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